ローヤルゼリーとプロポリスとの違い
みつばちに産生される健康有用作用のあるものとして、ローヤルゼリーの他に、プロポリスが挙げられます。
ローヤルゼリーに比べ、いまいち知名度が低いこのプロポリスですが、実際にはどういったものなのでしょうか。
さて、このプロポリスは、簡単に言ってしまうと、みつばちの巣を守るための成分です。
プロポリスとは、みつばちによって作られる物質で、その原料は樹液や花粉、そしてみつばちが分泌する、脂肪や有機酸といった成分の混合物であり、含有成分としては、アミノ酸やミネラル、さらにはビタミンなどとともに、抗酸化成分として知られるフラボノイドを数十種類も含んでいます。
ミツバチはこのプロポリスを巣の外壁に塗りつけることで、外敵や雑菌、そしてウィルスの侵入を防ぐことで巣の内部を衛生的に、清潔に保っている、といわれています。
この抗菌作用は臨床医療ででも非常に注目されている成分で、実際に正式な実験でなくとも、体験的に効果があった、とされるのは、皮膚における疾患においては、やけどや水虫、さらにウオノメにも効果があるとされています。
アトピー性皮膚炎やウイルス性皮膚疾患にも治療効果があるとして、皮膚炎の分野では非常に有望視されています。
また、内科系では、胃炎や胃腸潰瘍、さらに十二指腸炎や大腸炎に膀胱炎、そして腎臓炎や前立腺障害といった症状に加え、喘息や気管支炎、結核、さらに肝炎などにも効果があるとして、注目を浴びています。
他にも、生活習慣病の原因でも知られる動脈硬化や貧血にも有効であるようです。
ローヤルゼリーの特長はプロポリスのように機能性成分もありますが、やはり中心となるのは、バランスよく含まれている栄養分です。
ローヤルゼリーは、40種類以上とも言われる豊富な栄養があり、健康効果やアンチエイジング効果が期待され、さらにアセチルコリンなどの特殊な成分も入っていることで健康食品としても有名です。
そういう面から、2つの成分とも非常に重要だと言えますが、作用する場面が異なると言えます。
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