ローヤルゼリーとはちみつとの違い

ローヤルゼリーとはちみつは、混同されやすいですが、実は様々な点で異なります。
まず、ローヤルゼリーは、御存知の通り、女王蜂のための食べ物です。
この女王蜂は毎日2000個にものぼる卵を一生産み続け、さらに働き蜂より体は2倍以上になるほど大きく育ち、通常の蜂よりも約4倍もの時間を生きる事ができます。

そのことから、http://www.windvis.com/hachi.htmlにも書いてあるように、はちみつで生きる働き蜂と女王蜂に見られる差にローヤルゼリーとはちみつの差が大きく関係していると想定できます。
栄養素が異なる理由はその作り方から見えてきます。
はちみつは、働き蜂の集めてきた蜜と花粉からできていますが、ローヤルゼリーは、さらにこの2つに働き蜂、その中でも代謝の良い若い働き蜂の体内で合成された乳白色のクリーム状の物質と混ぜ合わされることで出来ていることから、その物質がはちみつにはない様々な有用成分のもととなっていると考えられます。

この作り方からして、ローヤルゼリーはその希少価値からいっても、はちみつと違いがあるといえます。
そのことからも、はちみつはほぼ糖分で出来ていますが、ローヤルゼリーの場合、その構成比率は生産地域、そしてその年の気候などによって若干異なりますが、大体60～70％が水分で占められ、残りの12～15％がたんぱく質、そして10～16％が糖質成分であり、最後の約3～6％が脂質であり、残った2～3％程がビタミンや塩分、およびアミノ酸です。
このように、ローヤルゼリーには、三大栄養素と呼ばれる炭水化物もしくは糖質、脂質、そしてたんぱく質をはじめ、様々なビタミンやミネラル、そして必須アミノ酸など、その数約40種類以上もの多くの栄養素をバランス良く含んでいます。

その中には、体内では合成できないアミノ酸やアセチルコリンなどの伝達物質を含まれます。
研究においても非常に注目されている事実です。
このように、はちみつとローヤルゼリーには、原料や作り方、そして含有成分など、様々な点において違いがあるといえるのです。
ローヤルゼリーを選ぶポイントを知っておけば良いローヤルゼリーを手に入れやすいでしょう。